上寺山餘慶寺
         
             岡山県瀬戸内市邑久町

   

御詠歌

     けんやくに           

    みをつつしみて

   おごりなく

   たヾよきことをすれば

         よけいじ

    



観音堂
本堂(観音堂)鎌倉時代末期から室町時代初期
(国指定重要文化財)
御本尊 慈覚大師の御作で東向観音と呼ばれている


薬師堂

薬師堂を横から  薬師三尊が安置されている(裏の防火施設)


三重の塔

梵鐘(宇喜多秀家 寄進)県指定
秀家が九州出兵の時、キリスタン教会の鐘をもって帰り寄進した。
「上寺の晩鐘」として有名であった。



薬師堂の薬師如来は藤原時代初期の作で貞観仏といわれる。   
(国指定重要文化財)
聖観音菩薩 藤原時代前期作(国指定重要文化財)
十一面観音菩薩 藤原時代中期作(県指定重要文化財)

本堂を管理している方のお話では、奈良の大きなお寺の
薬師如来と比較してもひけをとらないが公開していない。




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作成者 藤本典夫