縣社 二宮皷神社(鼓神社岡山市北区上高田3628
 


吉備津彦命の妃(高田媛命)をお祭する神社


「縣社 二宮皷神社」

 御祭神  高田媛命 吉備津彦命 楽々森彦命 (ささもりひこ) 吉備武彦命 遣霊彦命

 

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 「二宮鼓神社由緒沿革(神紋 舞鶴)        

当社は人皇第十代崇神天皇の御宇 四道将軍大吉備津彦命御功臣遣霊彦、此の県主楽々森彦命同御女にして、将軍御后高田姫命を奉祭せる神徳赫々たる名社であります。
主神遣霊彦命は大吉備津彦命の脇将で功に依り大井庄内五ケ所を賜わった。
後代、神を崇め社を建て五神を合わせて祀った。延喜の制で小社に列し、祈年の国幣にあずかる。往時は五社殿あって皷五社大明神と称した。
寛永間、領主下利当社領二石を寄進し祈願所となす。千原寛源勝延祖先の後を襲い木下藩主の命を受け皷神社神主となり、明治五年社格制定の際、当国二宮の称号と式内十八社中なるに村社に加えられしこと遺憾に思い、単身上京し縣社昇格に夙夜奔走し、同十四年十月四日縣社に列格さる。
爾後同四十一年九月、庄田天神社、楽々森神社外小社を合祀し、社殿を改築、境内整備等壮麗なる様相となる。
昭和二年神饌所を新築し、縣社昇格五十年奉祝祭を盛大に執行す。昭和三十四年四月本殿屋根葺替正遷座奉祝祭斎行、同四十九年五月、拝殿屋根補修、神輿二基彩式、壱千年祭執行、同六十二年五月拝殿瓦葺替、随神門、荒神社拝殿屋根葺替、境内地、神池を整備し、皷神社再建六百五十年祭を盛大に奉祝せり。

(以下略)