造山古墳

古墳の大きさにつられて、すぐ近くの道を入ると、普通車が通れない道があります。(要注意)

民家の東側に整備された駐車場があります。

全国4位360mの古墳。

日本の巨大古墳で、古墳の上に登れる古墳は数少ない。

前方部から後円部を望むと巨大さがよくわかります。

      古墳上部
(秋風景)  (冬風景)

                         
造山古墳 前方部から後円部を望む。
巨大な馬の鞍のように見えました。

前方部には、神社が建っており、保存状態はあまり良くないですが、巨大な古墳を実感できます。
前方部に水がたまった石棺がありました。


  
     前方部
前方部の角の部分を下から頂上を望む

後円部(3段になっている)、頂上は広く、5世紀(1500年前ごろ)そのままであった。

全体をとらえた写真は撮れませんでした。
造山古墳とその周辺では、現在でも新しい発見があり、新聞でも報道されています。
造山古墳周辺には5世紀の古墳が6基から7基あり、千足古墳、榊山古墳が有名である。


造山古墳は、山を整形して作った古墳ですので、河内国の巨大古墳と比べて、盛り土は少ないと思いますが、成立年代が、5世紀とすると、同年代の大和国より大きな古墳を作ることが許された訳が知りたい。

造山古墳は、形が大和政権の誉田山古墳(応神天皇陵)に一番近い
全国10位までの巨大古墳を分類してみると

古墳の長さに対して、後円部の割合が一番大きいのは、造山古墳です。


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作成者 藤本典夫