南北朝時代の南朝側 楠木正成の子楠木正行(まさつら)の首塚 と 足利尊氏の子で2代将軍の義詮(よしあきら)の墓とが隣あわせにある。 義詮が正行の南朝への忠誠に感じ入り、そばに葬るように言ったため 同じ場所に南北両雄が祭られている |
足利義詮(左)と楠木正行(右)の墓
墓前には、富岡鉄斎筆の石灯籠がある。右の正行側 「精忠」 最も優れた忠
左の義詮側 「碎徳」 一片の徳即ち敵将を褒めたたえその傍らに自分の骨を
埋めさせたのは、徳のある行いだが徳全体からみれば小片にすぎない。という
意味で義詮の徳の大きさを褒めた言葉
参道は、秋が美しい
2008年秋訪問
主要人物の生没年
楠木正成 | 1294年〜1336年 |
足利尊氏 | 1305年〜1358年 |
楠木正行 | 1326年〜1348年 |
足利義詮 | 1330年〜1367年 |
足利直義 | 1306年〜1352年 |
足利直冬 | 1327年〜1400年? |