愛媛県松山城
加藤嘉明が、慶長7年(1602)に築城に着手し、25年かけて完成させた。
重要文化財・松山城天守閣
松山城天守閣は三重三層地下一階の建築で、日本の天守閣で最も後期に再建されたものです。この建築の技工は使用されている材料とともに超一流の建造物です。
小天守閣は、南側大手(追手)方面を防衛し、二ノ丸・三ノ丸方面を監視することのできる位置にあり、また、からめ手方面も側防し、城内の諸櫓の中で天守閣についで重要な櫓であるため、この名前があります。小天守閣の大棟には両端に瓦の鯱が置かれ、城郭建築の威厳を示しています。(松山市解説より抜粋)
松山城より西を望む
この天守閣は、その後落雷にあって焼失したため、文政3年(1820)から35年の歳月をかけて再建され,安政元年(1854)に復興しました。